涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

Mac OS XでRubyをアップグレード

前回、Windows 7にRubyをインストールできましたので、Mac book Airにもインストールします。Mac OS Xでは、デフォルトでRubyがインストールされているようですが、そのバージョンは古いものになっています。そのため、新しいバージョンをインストールします。

現在のバージョンを確認しておく

さて、まずターミナルからバージョンの確認を行います。

$ ruby -v
ruby 1.8.7 (2012-02-08 patchlevel 358) [universal-darwin12.0]

前回の記事でもインストールしましたが、2013年10月現在の最新バージョンは、Ruby 2.0.0-p247 ですから、古いですね。


MacPortsをインストールする

さて、Rubyをインストールする方法は2つあるようです。1つは、MacPortsと呼ばれるパッケージ管理システムを利用する方法、もう1つは自分でソースコードをコンパイルしてインストールする方法。今回は、MacPortsを使わせて頂こうと思っております。


まず、以下のサイトからMacPortsをダウンロードします。
http://www.macports.org

なんということでしょう!英語です!最終学歴が苅田ドライビングスクールの私には辛いですが、幸いダウンロードの綴りは分かります。右上のダウンロードをクリックします。前回も同じようなことを書いた気がしますが、気のせいだと思います。
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さて、私のMac book AirのOSはMac OS X Lionなので、Lionを選択します。英語読めないのによく分かるなぁって?適当さ、適当。
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さて、インストーラを起動するわけですが、早速嫌な予感がします。英語ですよ、英語。しかし、私にはエキサイト翻訳大先生が付いているので平気です。前回も同じようなことを書いた気がしますが、気のせいだと思います。さて、「続ける」を選択して、どんどん進んでいきましょう。
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さて、使用許諾契約です。ややっ!今度の使用許諾契約は言語選択できそうではありませんか!早速選択してみましょう。
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・・・コンボボックスを開いても、Englishしかありませんでした。とんだ茶番でした。




さて、もうバカなことやってないで、どんどん進めてインストールします。バカなことに付き合わせないでください。インストールに要した時間は1分ほどです。
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MacPorts自身とパッケージ一覧を最新版に更新する

さて、ターミナルを開き、スーパーユーザーに変身し、以下のコマンドを叩きます。

# port -v selfupdate
# port -d sync

いよいよRubyをインストールする

Ruby 2.0.0を以下のコマンドでインストールします。

# port install ruby20


ここまででインストールできましたが、このままではrubyコマンドを実行するのに、毎回毎回[ruby20]と入力する必要があるようです。そこで、以下のコマンドにより[ruby]と入力した時にruby20が使われるようになるようです。

# port select ruby ruby20
Selecting 'ruby20' for 'ruby' succeeded. 'ruby20' is now active


もう一つ設定を行います。MacPortsRubyをインストールした場合、インストール先は[/opt/local/bin]になるのですが、パスを指定せずにインストールしたファイルを利用できるように、環境設定ファイル[./bashrc]に以下の記述を追加しておくと良いそうです。

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

インストールバージョンの確認

MacPortsでインストールされているバージョンを調べます。

port select --show ruby
The Currently selected version for 'ruby' is 'ruby20'

OKですね。これで、Windows 7, Mac OS Xと、両マシンでRubyの環境構築ができました。これからガシガシコーディングして学んでいこうと思います。


ではでは。