涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

自分の脳と上手く付き合う方法を学んだ

著作権が少し気になる。

さて、今日は休日出勤の代休を使用し、一冊の本を読みました。昨日紹介した、以下の本です。


本の感想等をWEBで公開する時、気になるのが著作権法の関係で、引用の範囲や、本を読まないと得られない知識等を、どこまで公開して良いのか分かりませんでした。そこで、少し調べてみたのですが、結局明確な答えは分かりませんでした。まあ、ソースコードの著作権ほど、曖昧で、法整備が追い付いてない訳ではありませんが。


まあ、大丈夫そうなラインで、人に迷惑がかからない範囲で、読書感想文を書こうと思います。小学生以来ですね。読書感想文というよりは、概要の紹介といった感じで、短くまとめようと思います。内容を伝えるというより、興味があれば読んでみることをオススメするというスタンスで。それにしても、小学生の読書感想文で、

これ以上の範囲で引用を行うと、著作権法に触れる恐れがあるため割愛するが...

とか出てきたら凄く面白いよね。著作権法に関する書籍の書評で著作権を侵害する、とかも凄く面白い。まあ、そんなことはどうだっていいですね。

読書感想文

表紙でうたっているのは、以下の内容です。

朝昼夕3つのことを心がければOK!
貴方の人生を変える睡眠の法則
睡眠の質がよくなると、おもしろいほどやる気がわき上がる!


内容は、眠気や睡眠についてのメカニズムについて、科学的に、それでいて易しく書かれており、とても面白かったです。うん、これが流行りの「小並感」ですね。そう、「小学生並みの感想」。小学生並みの感想は、まだまだ続きます。


ちなみに、目次はこんな感じ。

第1章 やる気にはメカニズムがある
第2章 やる気の警告サインをキャッチする
第3章 朝5分ー光の法則
第4章 昼5分ー負債の法則
第5章 夕方5分ー体温の法則
第6章 眠りの悩みを解決する

第1章 やる気にはメカニズムがある

日々のモチベーションについて、科学的メカニズムを紹介してくれます。面白かったのは記憶のお話。その日に体験したことは、脳の「海馬」という部分が記憶するのだそうです。社長です、社長。で、海馬は覚えやすいけど、忘れやすいという特徴があるのだそうです。社長は忘れっぽい訳です。コンピューターでいう、メモリのようなもの。そして、睡眠中にこの忘れやすい海馬社長の記憶を、大脳の「側頭葉」に移すのだそうです。


側頭葉は、長期記憶に適しており、コンピューターでいうクラウドのようなものだそうです。この仕組みを「2段階モデル」というのですが、睡眠の質を上げることにより、この海馬から側頭葉への、情報移動を、より効果的なものにできる、ということでした。

第2章 やる気の警告サインをキャッチする

タンスの角に小指をぶつけたり、机の上が片付かなかったり、夜中のお菓子が我慢できなかったり、そういった出来事は「やる気の警告サイン」なのだそうです。各出来事のメカニズムを分かりやすく説明してくれます。日常の何気ない出来事から、やる気の警告サインをキャッチし、やる気がなくなる前に対策しよう、ということです。

第3章 朝5分ー光の法則

さて、充電器を会社に忘れられてしまったMacBook Airの電池が20%です。勿体ないですが、少し駆け足でいきますね。


第3章の内容は、起床から4時間以内に、光を見ることにより、メラトニンを減らし、夜の睡眠効果アップを狙うとの内容です。「明日のためにリズムを作る手助けをする」とのことです。つまり、翌朝のコンディションを前日の行動によって、変えることができるというわけですね。面白い。

第4章 昼5分ー負債の法則

寝てる時にアルファ波が出ているという、話は聞いたことがあると思いますが、実は目を閉じるだけで、アルファ波は出るのだそうです。生活していると、脳にどんどん睡眠物質が溜まっていくのですが、昼休みに、少しの時間目を閉じるだけで、気持ちよく午後からの仕事に取り組めるのだそうです。


以下は、私の心に残った、この章の引用です。

眠気が出たら仮眠するのではなく、あらかじめ、眠気が出るであろう時間(起床から8時間後位)を予測し、それより前に目を閉じておくことが大切です。

第5章 夕方5分ー体温の法則

人には「深部体温」というものがあり、深部体温が高くなればなるほど、体が良く動くようになり、下がるほど、眠くなるのだそうです。この体温のリズムをコントロールするといった内容です。夕方に眠ってしまうと、体温が下がって疲れがとれなくなるのだそうです。夕方は、筋肉を使って体温を上げるのが良いようで、効果的に体温を上げるには、背中の筋肉を使うのが最適なのだそうです。


それから、成長ホルモンは22時から2時までしか出ないという迷信がありますが、実際は眠り始めの3時間に出るのだそうです。上記の体温コントロールを行い、眠り始めの深部体温を下げて、成長ホルモンの分泌量を増やすことができます。これを心掛ければ美容効果もアップです!女性の方は必見ですね!

第6章 眠りの悩みを解決する

僕は基本的に、超が付くほどのポジティブシンキングな人間なのですが、ネガティブな方は、脳の前側を使い過ぎなのだそうです。脳の後ろ側を活発にすれば、ネガティブシンキングを抑制できます。結論から言うと「単純作業でからだを動かして、前頭葉を鎮めてしまう」のが良いのですね。


この本には、このように自分の脳と上手く付き合うことにより、自分の人生を、より充実させるためのメソッドが多く紹介されています。実践して、即効果が出るものでもないと思いますが、少し心掛けて効果を確認してみたいと思います。自分の脳や体をコントロールできるようになれば、それはそれは毎日楽しくなることでしょうね。



最近はビジネス書や、プログラミング関連の教本ばかり買っており、久々にこういったタイプの本を読みました。私にとっては、紛れも無く良書で、更にタイムリーな勉強を行うことが出来ました。私が勉強すべきことは、IT関連の他にも数多くあるのですね。人生はなんて面白くできているのでしょうか。


さて、明日は会社のスポーツ大会です。バレーとバドミントンと卓球で、部署ナンバーワンを決める訳です。私が所属しているのは、技術部門です。高校時代の体育祭での、「情報技術科」の負けっぷりが脳裏をよぎりますが、楽しんでこようとは思っています。ではでは。