涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

自分の長所を客観的にあぶり出す

VIA-IS

あなたの長所はなんですか?


そう聞かれて、ぱっと答えるのは、なかなか難しいものです。しかし、成長するには自分の長所をどんどん伸ばしていく必要があります。長所というのは、案外自分では分からないもので、人に聞いてみるのが一番だと言われています。


しかし、私のような純情で恥ずかしがり屋な人間が、「私の長所って何でしょうか。。」と問いかけるのは、いささかの照れと抵抗があります。それを解決する手段を、崇拝するjMatsuzaki様のブログで、知ることができました。私も皆様にご紹介致します。

長所を伸ばせ!手っ取り早く自分の強みをあぶり出すテスト | jMatsuzaki


簡単に言うと、以下のサイトでユーザー登録し、「VIA・強みに関する調査票 (VIA-IS)」を選択し、240の設問に答えることにより、客観的に自分の長所、短所をあぶり出してもらえるということです。アメリカ心理学会会長 Martin E. P. Seligman博士が作成した"VIA-IS"というテストです。
:: Authentic Happiness :: Using the new Positive Psychology


240問もあるので、10~20分ほどの時間がかかりますが、それで自分の隠れた長所や短所が、客観的に指摘してもらえるのであれば、その程度のコストなんて安いものでしょう。そして、診断結果は24に分別された特徴のランク付けにより表れます。



私の長所

私の最高の強みは、以下でした。

好奇心 [興味関心、新奇探索傾向、経験への積極性]
あなたは何事にも好奇心を抱きます。常に問いを持ち、あらゆる主題やテーマについて興味を深く感じます。あなたは探究と発見を好む人です。

素晴らしい。一生そうありたいものですね。


そして、第2位の強みは、以下でした。

希望 [楽観性、未来志向]
あなたは未来における最善のものを期待して、それが達成できるように努力する人です。未来は自分の意志で切り拓いていくことができるものだと信じています。

「未来は自分の意志で切り拓いていくことができる」、当然です。未来における最善のものを期待して、達成できるように努力するのも当然です。


第3位の強みは、以下でした。

創造性 [独創性、創意工夫]
新しいやり方を考えることはあなたがどういう人間かということの重要な要素となっています。より良い方法が可能である限り、あなたは従来のやり方では決して満足することがない人でしょう。

これも、その通りです。現状に満足せず、より良い方法を知り、改善していくことで、無限に成長することができるのです。



私の短所

最下位は以下でした。jMatsuzaki様と同じですね。

慎み深さ/謙虚さ
あなたは自分自身が脚光を浴びることを求めず、自分の業績を自ら吹聴せずとも自ずから明らかになるのを好む人です。あなたは自分を特別な人間であるとは考えていませんが、人はあなたを評価し、あなたの慎み深さに敬意を払います。


つまり、これが最下位ということは、私という人間は「自分自身が脚光を浴びることを求め、自分の業績を自ら吹聴して明らかにしていき、自分を特別な人間であると考えている」ということですね。はい、しっくりきます。


しかし!その後を反対にするわけにはいきません。それでいて、「人はあなたを評価し、あなたの傲慢さに敬意を払います。」であってほしいわけです。"謙虚"の対義語の1つは"傲慢"です。私は傲慢な人間です。しかし、これはソフトウェアエンジニアとして良い素質だと言われています。


Perlを開発した、Larry Wallが唱えた"ソフトウェア三大美徳"、「怠惰・短気・傲慢」というものがあります。大好きな考え方なので、そのうち詳しく紹介するとして、この中の傲慢について軽く。。


何故、プログラマーは傲慢を美徳とするのか。原文は以下の通りです。

HUBRIS
Excessive pride, the sort of thing Zeus zaps you for. Also the quality that makes you write (and maintain) programs that other people won't want to say bad things about. Hence, the third great virtue of a programmer.

直訳すると、こんな感じです。

傲慢
神罰が下るほどの過度の誇り。さらに、他人に悪く言われないようなプログラムを書き、それを保守する資質。従って、プログラマーの3番目の大きな美徳である。

短所も考え方を変えれば長所です。あとは、「人はあなたを評価し、あなたの傲慢さに敬意を払います。」が実現するように、傲慢さに相応しいスキルを身に付ける必要があります。




意外と私は、自分の長所と短所を理解できていたようです。それはそれで安心ですね。いやー、楽しいツールでした。皆様も是非!
ではでは。