涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

細かく時間管理をするメリット

jMatsuzaki氏の記事を読んで

私のタイムマネジメントにおける師匠(勝手に思っているだけですが)である、jMatsuzaki氏のブログが更新されました。便乗して私も記事を書いてみます。
「細かく時間管理するのは自由さがなくなって逆効果なのでは?」という不安を2年半かけて検証した結果、完全に勘違いだったことが分かりました | jMatsuzaki


記事の概要はこんな感じです。

「時間を管理しようだなんてちゃんちゃら可笑しい!きっと計画にとらわれて逆効果になるであろう!窮屈に自分を縛るより、自由に使える時間をざっくり確保して、与えられた時間の中でその時の気分に合わせて自由に動いた方が、本来の力を存分に発揮できるのだからな!」


二年半近くかけてこの疑問を検証した結果、この考えが誤りだったことが分かりましたのでご報告します。


結論だけ勝手にさらっとまとめると、細かくタイムマネジメントを行うことにより、1日単位で自分の時間の使い方が、どうなっているのかが一目で分かるようになる。それにより、生活の改善サイクルを作ることができる、ということです。



細かく時間管理を行うメリット

私は現在、毎日のスケジュールを分刻みのタスクで管理しています。今も、この「ブログを書く」というタスクを走らせているわけです。いつも言っている通り、このタスクマネジメントはTask Chuteというツールを使って行っています。
TaskChute(無料版)を使ってみた。 - 涼の成長記録


このツールを使えば、各種タスクの色分け機能により、自分がどれだけ将来のために時間を投資しているのかがハッキリと分かります。タスクの内容が、業務内容にもろに直結してしまうため、スクリーンショットを載せられないのが残念ですが。


で、本題のこうして分刻みのスケジュールで動くメリットですが、たくさんあります。改善サイクルを回せることもそうですし、見積もり能力の向上、一日の目標の明確化、遅延時間、キャパオーバー等の明確化、しかし一番効果が高いと思っているのは、1日の体感時間が長くなることです。


これは精神的な話であって、全然論理的ではないのですが、確かに強く感じている効果です。分刻みにタスクを細分化することにより、その各タスクごとに時間を意識することになります。仕事に没頭すると、「気が付いたら4時間経っていた」なんてことがよくあります。


これは大変結構なことなのですが、1日の体感時間が短いというのは、何となく損をしているような気がしてきます。濃い時間を過ごしているから、体感時間が短くなってくるのだとは思います。しかし、細分化されたタスクマネジメントは、体感時間を長く感じながらも、濃い1日を過ごすことができるのです。


タイムマネジメントの計画を立てる時間自体が勿体なく、逆効果になると思う方も多いと思います。それで、自分の満足する時間の使い方ができているのならば、それで良いのです。しかし、そうでない方は、騙されたと思って分刻みのスケジュールで1週間だけ過ごしてみてはいかがですか?


そんなことをしたら、毎日スケジュールに追われて精神的にもたないよ!と思われるかもしれません。しかし!いざ始めてみると、スケジュールに追われるどころか、自分がスケジュールを支配しているという、毎日を気持ちよくスマートに過ごしている自分に気が付くことでしょう。


ではでは。