涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

仕事しない奴らを責めるのは難しい

組織である以上、サボった仕事は他の誰かに何らかの形で降りかかるわけで、私の性格上、そういう奴らが本気で許せません。会社という組織では優秀な人ほど損をすると言いますが、本当にその通りだと思っています。サボるというのは、他の人の仕事を増やすということです。許される道理もありません。


我が社で1番忙しいとされているグループは、隙を見てはWebばっかり見ている奴、雑談ばかりしてる奴、私的なメールばかりしてる奴、女性のサポートばかりしてる奴、日に何度もトイレにこもってスマホ使ってる奴が大多数として構成されています。


当然そういう奴が多ければ多いほど、残業は増えるし、休日出勤も増えるわけで、実状を知らない人から見れば、一番忙しいグループに見えてしまうわけです。一番大きな問題は、管理職がグループ員の仕事を管理していないのが問題です。空白の時間がどれだけ存在するか、統計を取ってみれば良いと思います。8時間の中で、どれだけの時間仕事が進行状態にあったのかどうか。


しかし、前にも何かで書きましたが、管理職に何とかさせようとするのは難しいのです。何故なら、自分の管理もできない人間が、部下の管理等できるはずもないためです。そもそも、管理職が自分の時間管理が上手な人間ならば、こんなに事態が悪化していないのです。


20-60-20の法則というものがあります。別名、「働きアリの法則」なんて言われます。100匹の働きアリを観察していると、2割が良く働き、6割が普通に働き、2割がサボり始めるのだそうです。じゃあ、サボっている奴らを追い出したら、真面目な奴らしか残らないかというと、そうではなくて、その中の2割が今度はサボり始めるのだそうです。


実際の働きアリが本当にそんな動きをするのかは分かりませんが、組織である以上、サボる奴というのは発生するものなのです。我が社はその比率が多すぎるような気がしますが、その話は置いておきましょう。今日書いておきたいのは、そいつらを責めることは難しいという話です。


サボっている奴らは、意外と「頑張って働いているつもり」なのです。残業をガッツリして、休日も出てきて、一番頑張っているグループという周りからの声もあります。そんな誇り高い人たちに向かって、「お前らサボりすぎ。」なんて言おうものなら、「こんなに頑張っているのに、なんて思いやりのない奴だ!」と、批判されることでしょう。周りからもね。


そうなると、もうどうしようもないと思うのです。そんな実状を知ってしまったら、サボった方がお得な気すらしてきます。まあ、私はバリバリやりたい人間なのでサボりませんが。サボる人間を何とかするためにできることと言えば、そのサボりによって他者に迷惑がかかっていることを、どうにかして伝えることぐらいです。組織って悲しいですね。


ではでは。