涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果

前回の記事にも書きましたが、電子書籍リーダーを買った矢先に紙媒体の書籍を購入してしまいました。今日買ったのはこちらです。
ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果


最近、自己啓発書を買いすぎなような気もしておりますが、ビビッと来たので買ってしまいました。私は今から、独立に向けて活動を続けていくわけですが、見えている道は無数にあるのです。夢も目標も1つですが、そこへ到達するための道は無数に広がっています。成功から見た道は一本の道だから、そこから逆算すれば良いなんて聞きますが、成功への道だって一本じゃないと思うのです。


で、本の内容についてです。記事を起こしておいて、こんなことを言うのも何ですが、1度読んでみると良いと思います。本書の概要(私が読み取れた主観ですが)は、シンプルに常に最優先事項の「1つのこと」に集中しようということです。


自分の意思の強さ(モチベーション)が最大の時に、今一番しなければならない「1つのこと」に取り組むことにより、自分の行きたい場所へぐっと近付くというわけです。しかし、人間はマルチタスクではないので、同時にいくつもの活動を行うとすると、どこかしらが散漫になります。


「1つのこと」に取り組むというのは、口で言うのは簡単だし、良く聞く話でもあるのですが、今一番大切な「1つのこと」が案外見つかりにくいものなのです。そこで、その「1つのこと」を導き出すためには、自分へその「1つのこと」が何なのかを問う必要があります。優れた問いは、優れた答えを導き出すのです。


この問い自体が間違えていれば、また問いの意味を取り違えれば、間違った答えが生まれます。つまり、人生を間違った方向へ進めてしまう、あるいはベクトルのズレた努力で失敗することになってしまいます。本書では、その優れた問いを導き出すためのヒントが紹介されています。


シンプルに最優先事項だけを実行しながら生きていくことは、簡単に思えて難しいことです。何故なら、その最優先事項を見極めることが案外難しいためです。そして、優先すべきでない事項に取り組んでしまう人間の脆さがあるためです。本書は、この悩みを解決するためのヒントになるでしょう。


ではでは。


ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果