英語に慣れる
私は学歴は低いし、学生時代も特に英語が得意なわけではありませんでした。社会人になってからも、特に英語を勉強しようなんていう気にはなれませんでした。TOEIC受けるなんて考えたこともありません。
プログラマーで英語が苦手というのは割と致命的です。ニッチな技術情報だったり、論文だったり、リファレンスだったり、オープンソースのコード解析だったり、IDEだったり、プログラマーでいる限り、とにかく英語力を求められます。
変数、ルーチン等の命名は人一倍こだわるタイプなので、単語力はある程度ついたかもしれません。しかし、文法なんて全然分かりません。be動詞って何?っていうレベルです。いや、冗談じゃなくてです。しかし、意外と困らないのですよね。今のところ。英語のドキュメントも単語がある程度分かれば、何となく言わんとすることは理解できます。
つまり、英語を勉強する気になれない理由は、今のところ必要性を感じないからなのです。ちなみに千田琢哉さんは以下のように仰っています。
たとえば、「英語はしゃべれなくていい」と決めた途端、ドカンと人生の自由時間が増える。お金持ちになって通訳は雇えばいい。
私のラッキーなところは、こういう考え方ができることなのかもしれません。自分の将来にクリティカルな勉強しかしないということです。「英語を勉強しなくて良いから、人生の自由時間が増える」というより、「英語を勉強する暇があったら、技術を磨く時間にあてた方がお得だし楽しい」という考え方です。
いつも言っているような気がしますが、技術習得が楽しいと思えるタイプだからこそ、自然とこういう考え方ができるのでしょうね。別に自慢するつもりはないのですが、本当に私はラッキーボーイだなと思います。
話が逸れましたが、英語を勉強する気になれないと言っても、ある程度慣れておく必要性はひしひしと感じているのです。かと言って、わざわざ勉強するような時間も確保したくありません。そこで考えた安易な方法は、普段使っているものを英語化することです。
例えば、以下のような感じです。
- iPhoneの言語設定を英語化
- OSの言語設定も英語化
- 使い慣れたツールの言語設定も英語化
- 調べものでStack Overflow等が引っかかった時はWebブラウザーの翻訳機能を使わずに読んでみる
- 洋画は字幕で読んでみる
- ファイナルファンタジーはインターナショナル版をプレイする
英語を話す、書く能力を身に付けるのには効率悪いと思いますが、「英語に慣れる」ことが目的なのであれば、上記ぐらいで日常生活に大した支障を出さずに、英語と戯れることができます。安易な考えとはいえ、やってみると意外と悪くないですよ。英語が苦手な方は、是非試してみてください。まずはスマホの言語設定あたりから。
ではでは。