涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

カンニングが正義とされる日が来ると思う

私たちプログラマーは、Microsoft Officeの使い方を聞かれたり、コンピューター関連のトラブルが発生したりした時に、解決するスピードが早いです。元々知識を持っていることもあるのですが、多くの場合は、人より調べるスピードが早いのです。つまり、Google先生の能力の引き出し方が、他の人より上手いのです。


普通の人が、「これってどうやるんだっけ?」と人に相談している間に、Google先生と仲が良い人は先生に相談するのです。人と相談しながら、「あーでもない、こーでもない」とやっている間に、Google先生の力を持ってすれば一分かからずに、席を外すことなく解決することができるのです。


現代社会で役立つ人材は、問題解決能力に優れた人間だと思うのです。壁にぶつかった時、いかにして情報を素早く手に入れて、知識に昇華させるのかが重要です。それが上手い人は日々の業務の中で、どんどん調べ物を繰り返して知識を増やしていくので、結局博識になれるのです。


鎌倉幕府が成立した年なんて知らなくても、調べれば分かりますよね。今やスマートフォンなんていう高速で調べ物ができる素晴らしいデバイスを、多くの人が持っているわけです。いまや国内ほとんどの場所で電波も入ります。学生のテストなんかも、スマートフォン、パソコン持ち込みOKで良いと思うのです。音さえ鳴らなければ。


結局社会に出ると、求められるのは知識よりも、以下に効率良くスピーディーにカンニングできるかなのですから、学生時代に訓練しておいた方が良いと思うのですよね。究極を言えば、隣の人に聞いたっていいんじゃないですかね。解決できれば。


そうすると、数学だったり英語だったり、調べて何とかなるものじゃない、知識でなくスキルを必要とする事柄に集中できて、良い脳を育むことができる気がします。カンニングが正義とされる日が来てもおかしくないと思っています。


いやー、でもカンニングOKの試験って面白いと思いますよ。問題解決までは基本的に期限が伴うもので、テストも当然時間制限があるわけです。Webで調べ物をするより、当然元々知っていた方が解くのも早いので、博識な人間は変わらず有利です。テスト勉強なんかも、「この辺は調べりゃすぐ分かるから、こっちの分野に集中しよう」なんて戦略も試されるわけで、なかなか面白そうですよね。


勝手な妄想でした。
ではでは。