金持ちには厳しいけど、時間持ちには優しい世の中

無知な私が視野を広げるために、よく読んでいるブログがあります。その中で、本日更新された記事があまりに面白かったので、とりあえず自分のブログで取り上げてみます。
ナナメシコウ : 富の再分配について思うこと

この社会は時間を持っている人に優しい世の中だなと感じるのです。お金がない人にお金は再配分されても、時間のない人に時間を再配分されたりしないですからね。なので、稼げる人も、稼げるからといって時間をお金に変えすぎないのが良い。余分に稼いだら、大きくお上に召し上げられる訳で、人生を税金という形で徴収されているのと変わらない。言い換えれば、ガムシャラに稼ぎまくる人は大きく税金を払う事で、ボランティアというか懲役というか、そういう位置づけのモノをやっているという風に考える事も出来る。寄付なんてしなくても、物凄い社会貢献ですね。

いつもながら面白い視点に気付かされます。お金がない人にお金は再配分されても、時間がない人に時間を再配分されたりはしないというのは、確かに不思議です。働いて働いて、多くの時間を多くのお金に変換している人は、多くの税金を払っているわけで、結果的に凄まじい社会貢献をしていることになるわけですね。言われてみれば当たり前のことなのですが。

つまり、私のようなちっぽけな人間であっても、お金を稼ぐことができるようになれれば、この前のように、うじうじと悩まなくても社会貢献できるわけです。
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生活に特別不便がなければ、私は税金を多く払うことに対して、特に抵抗を感じません。個人事業主になった後も節税対策なんて考えることもないでしょう。そんなことを考える時間があったら、収入を増やすことを考えた方が建設的だと思うのです。

やっぱり将来(私の考える)幸せを掴み取るためには、時間的自由と経済的自由の両方を手に入れる必要があるわけです。自分の好きなこと(仕事以外の娯楽。バンド、スポーツ、ゲーム等)を、たっぷりと楽しむためには、当然たっぷりの時間が必要なわけです。その時間を手に入れるためには、結局生活するためのお金が必要です。

サイトビジネスを考えているので、他のビジネスに比べると、権利収入(不労所得)を得やすい分、時間的自由を将来手に入れやすいのかなという想像(妄想)をしています。雑な言い方をすれば、今のうちにバリバリ働いて、将来楽したいなーってことなのですが、逆も勿論ありだと思うのです。

つまり、お金は大して稼がなくて良いから、自由な時間を多く所有することを選択するということです。プア充ってやつでしょうか。確かに今の社会は、そういう選択をした方が生きやすい部分もあるかもしれません。冒頭で紹介した記事の、iPhoneの話がそれを物語っています。

また、何かの順番待ちで皆が並んでいる時に、お金の力で割り込んだら不満を表す人は多いでしょう。例えば、iPhone発売時に"Apple社が"40万円で優先販売するといったら非常に印象が悪くなると思います。結局は金か、という批判にさらされる事が容易に想像出来ます。でも、店の前で1週間待つ人の存在は誰も批判しない。そんなに長いこと待つ人が居たら、時間のない人は入手できないかも知れないにも関わらず。

iPhoneの新作を1週間も前から頑張って並んで買っている人がいます。対して、それをオークションで数十万で購入する人もいます。後者は「何でも金で解決しやがって」みたいな不満を抱く人は少なからず存在します。前者にも不満を抱くべきなんですよね。「何でも時間で解決しやがって」と。お金はあっても、時間がない人もいるわけです。

お金で物を手に入れる人は批判されても、時間で物を手に入れる人は批判されないというのも、よく考えれば凄く不思議な話ですよね。そんな考え方、したことありませんでしたが、考えれば考えるほど不思議です。世の中って結構理不尽ですね。

別に時間を持っている人のことを批判しているわけではないのですよ。というか、私も比較的時間は持っている方です。結構遊んでるし、ゲームだって凄くたくさんしてます。かと言って「来週は、いよいよジェイスターズの発売日ですね！ワクワクが止まりません！」なんてこのブログに書いても、誰も喜ばないでしょうから書いていないだけです。

仕事が大好きだとか、ガリガリ働いている時間が好きだとか言っても、「仕事人間」というわけではありません。そういうブログだから、そういう記事ばかりになるだけです。でも、確かに今までの記事を読み返してみると、仕事しか楽しみがない人みたいになってますね。これは笑えない。

それどころか、超遊び人ですよ。来週月曜日から、彼女と２泊３日でハウステンボスと温泉旅行です。よく何でそんなに時間があるのか疑問に思われることがあります。これは自慢じゃありませんが、私の自慢です。私が1日を濃く過ごすために心掛けていることは、過去に書きました。
1日24時間以上生きる - 涼の成長記録

しかし、まだ時間がほしい。時間っていうのは、いくらあっても足りませんよね。いろんなビジネスに挑戦したいし、いろんな娯楽を堪能したいし、一見無駄なことのように見えることに対して時間を浪費することの素敵さも私は知っているつもりです。誰でも思っていることを敢えて言えば、「あー、お金と時間が無限だったらいいのにー」

また何を書きたいのか分からなくなってきましたが、まとめると自由に生きたいよねーってことです。
ではでは。