人の時間を甘く見ない

今勤めている会社では、四半期に１度、上司との面談が行われます。今週が丁度その時期なので、会社を辞める旨は、そこで告白しようと思っています。で、今週に入ってグループウェアのスケジュール表に面談の予定を入れられたのですが、グループ員で私だけ時間外スタートでした。

時間外を面談の時間帯とした目的は分かりません。私は面談時間が長い傾向にあるからか、辞めると言われることが事前に分かっているからか、残業を苦にしないと思われているからか、いろいろ思い浮かぶことはあります。

他にも気になるところはあります。別の会議と被った時間帯であることや、その前の会議が終わった直後の時間であること。いつものパターンですが、会議が延長したからと言う理由で、時間外にも関わらず、ダラダラと待たされることになるかもしれません。そのことに関しても何も感じないのでしょう。

私が非常に残念に感じたのは、自分の時間を甘く見られていることです。百歩譲って、グループ員で１人だけ、どうしてもこの時間帯でなければ、ならなかったとしてもです。この背景には、「どうせこいつは残業するから」とか「定時後少しならいいだろう」とか、そういう汚いものを感じるのです。

多分こういうと、そんな小さいこと気にするな、と言われてしまうのでしょうが、泥棒というのは１度成功すると味をしめてしまうもので、時間泥棒も同様です。私は一生こうやって、自分の時間を搾取し続けられる人生を歩む一歩手前だったのでしょう。

逆に言えば、人は「自分の時間を甘く見られた」と気付いた時に、一気にその人への信頼を落とします。そもそも、ビジネスというのは顧客の特別感を満たすことが重要です。普段から、そういう習慣を身に付けておくのがベストでしょう。反面教師ということで、私も気を付けることにしようと思います。

ではでは。