涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

メールで謝罪か、訪問して謝罪か

1週間ほど古い話ですが、GoogleNDA(秘密保持契約)を結んだ会社の情報を公開してしまい、その謝罪がメールのみの対応だったことで少し騒がれているようです。
http://www.yomiuri.co.jp/it/20140419-OYT1T50052.html


個人的には、何が悪いんだろうという印象です。謝罪を受けた側の言い分としては、以下のようですが。

この会社の担当者は「問題を起こしたら直接事情を説明するのが普通」とした上で、「ああいう会社はなんでもメールで済まそうとする。足を運ぶとか、泥臭いことはしないものなのですかね」とあきれた様子だった。


「問題を起こしたら直接事情を説明するのが普通」というのが、いまいち理解できないのですが、実際そうなんですかね?謝罪なんだから、相手の「普通」に合わせるのが常識だと思いますが、Googleがまさか相手企業が「問題を起こしたら直接事情を説明するのが普通」だと思っているとは考えもしないでしょう。


「メールで謝罪した」の詳細は分かりませんが、恐らく謝罪文書を送付したのでしょう。充分だと思うのですけどね。「足を運ぶとか、泥臭いことはしないものなのですかね」とありますが、何故泥臭いことをする必要があるのですかね。泥臭いの意味は以下のようです。

洗練されていず,やぼったい。スマートでない。田舎くさい。 「 - ・いが誠実な男」
泥臭い とは - コトバンク


世間一般の「普通」が分かりませんが、謝罪先の会社に訪問する場合、相手側は少なからず時間を無駄に消費するし、気も使うでしょう。私だったら電話ですら鬱陶しいです。それが普通だと思っているのですが、ずれているのかもしれません。


恐らく上記の担当者は、直接頭を下げ続ける姿を見ることにより、「誠意」を感じることができるタイプの方なのでしょう。そんな考え方って凄く勿体ないと思う。


また、もし仮にGoogleが「問題を起こしたら直接事情を説明するのが普通」という考えを持っていたとしても、直接謝罪は考えにくいです。結局はGoogleからしてもビジネスなので、謝罪したことによるリターンより、謝罪のために訪問して回るコストが上回るでしょうから、訪問する理由もないでしょう。


まあ、冷めてるといえば冷めているのですが、実際そんなものだと思います。
ではでは。