涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

Windowsユーザーに絶対役立つショートカットキー

言うまでもなく、ショートカットキーは便利です。マウスで2秒かける動作を0.1秒でできるようになるわけです。利用しない方が不自然です。[Ctrl + C]でコピーして、[Ctrl + V]で貼り付けなんていうショートカットキーは、今では殆どのWindowsユーザーが知っているようで嬉しく思います。思えば、小、中学生の頃、このショートカットキーを教えただけでスター扱いでした。


キーボードからマウスへ手を動かすための手間とエネルギーは意外と大きいのです。そんな私はテンキーレスのキーボードを使って、キーボードとマウスの距離を近くしています。しかし、できることならマウスなんて触らないほうが良いのです。キーボードでできることは、キーボードで行いましょう。そう、ショートカットキーを利用するのです。


しかし、ショートカットキーは数多くあります。全て覚えるのは、なかなかに骨が折れます。いいでしょう、私が日々のPCライフにクリティカルに影響を与えられるような最強のショートカットキーだけを厳選して、あなたに教えて差し上げましょう。
※ 本記事は、あなたがWindowsマシンでご覧になっているものとして話を進めます。



[Alt + Tab] ウィンドウの切り替え

もし、あなたがこのショートカットキーをご存じないのであれば...おめでとうございます!今日からあなたのPCライフは格段に素晴らしいものになります!


さあ、早速試してみましょう。親指でAltキーを押しっぱなしにしてください。左右どちらのキーでも構いません。お好みでどうぞ。そして、Altキーを押したまま、左手の小指でTabキーをカチャカチャと何度も押してみてください。どうですか?感動したって?そうでしょうそうでしょう。


ちなみにTabを押しすぎて行きすぎてしまった場合は、Shiftも一緒に押しながら、Tabキーを押してください。
さあ、快適なWindowsライフの始まりです!



[Windows + D] デスクトップを表示する

ここまで読んでくださったあなたは、恐らくデスクトップにたくさんのアイコンを置いていますね?私には分かります。よく使うファイルや、圧縮ファイルの解凍先等でガッツリデスクトップを利用しているのでしょう。


え!?デスクトップを表示するために、今開いているウィンドウを全てマウスで最小化しているですって!?それは、大変です。今すぐ[Windows]キーを押しながら[D]キーを押しましょう。今すぐです!さあ、早く!ちなみに、[Windows]キーというのは、Windowsのロゴが書かれたキーです。田 とか 田ミ みたいな絵が書いているキーがそれです。さあ、押してみましょう。




あれ?どうやって、このブログに戻ってきたのですか?え!?タスクバーのWebブラウザーをクリックしたですって!?それは不正解です。先ほど、[Alt + Tab]の裏ワザをお教えしたばかりではありませんか!もうー、すぐ忘れちゃうんですから!


しかし![Alt + Tab]で戻ってこれたあなたも、まだ80点です。[Windows + D]キーでデスクトップを表示した後、もう一度[Windows + D]を表示することにより、また同じウィンドウへ戻ってくることができます。


ではやってみましょう。[Windows + D]キーでデスクトップを表示し、あなたの美しい壁紙を堪能した後、もう一度[Windows + D]キーを押して、このブログへ戻ってきてください。さあ、行ってらっしゃい。



[Windows + R] ファイル名を指定して実行

メモ帳やペイントや電卓、よく使いますよね。どうやって起動していますか?なになに...?左下のスタートボタンを押して...?[全てのプログラム]を押して...?[アクセサリ]を押して...?


おそーーーーい!!!!


もっとスマートに、試しにメモ帳を開いてみましょう。[Windows]キーを押しながら、[R]キーを押します。すると、「ファイル名を指定して実行」というダイアログが左下に表示されます。そこへ"notepad"と入力してエンターキーを押します。さあ、やってみましょう。
f:id:ryo021021:20140109141641p:plain


どうですか?メモ帳が起動されましたか?ペイントであれば"mspaint"(MicrosoftPaint)、電卓であれば"calc"(calculator)と入力すれば起動できます。最初は戸惑うかもしれませんが、これらは、良く使えるテクニックです。例えば、上記のスクリーンショットを保存するのに、あなたは何秒かかりますか?


私は5秒とかかりません。何故なら、ショートカットキーを多用することが体に染みついているためです。以下のような手順で行います。

  • [Windows + R]で「ファイル名を指定して実行」を表示する
  • "notepad"と入力する
  • [Alt + PrintScreen]でスクリーンショットを撮る
  • [Shift + Home]で"notepad"の文字列を選択状態にする
  • [Delete]キーで選択中の"notepad"の文字列を削除
  • "mspaint"と入力する。
  • エンターキーを入力する。
  • [Ctrl + V]で先ほど撮ったスクリーンショットを貼り付け
  • [Ctrl + S]で保存
  • (必要であればTab、カーソルキー等を駆使してフォルダを選択)
  • エンターキー、または[Alt + S]キーで保存
  • [Alt + F4]でペイントを閉じる

本当にこれほどの手順があって5秒かからないのかよ!と思ったあなた。試してみてはいかがでしょうか?それを10回ほど反復してみます。すると、10秒ぐらいの壁なら余裕で切ることができるでしょう。こうやって、業務効率を向上させていくのです。日々の小さな仕事を圧倒的なスピードで処理できるようになるのです。


おまけ

最近のWindowsであれば、[Windows]キーを入力すると「プログラムとファイルの検索」にフォーカスが当たっています。ここに"notepad"等を入力すると、同じように起動することが可能です。なかなか強力なランチャーがデフォルトで備わっているわけですね。


このランチャーの良いところは、全て入力しなくても最近実行したものが自動で選択されることです。良く使うものは、ここから入力すると便利です。例えばWebブラウザーです。では、[Windows]キーを入力後、ご使用のWebブラウザー名("Internet Explorer", "firefox", "chrome"等)を入力してエンターキーを押してみましょう。


Webブラウザーが起動しますね?次は[Windows]キー、Webブラウザーの頭文字("i", "f", "c"等)、エンターキーの順番で押しましょう。表示、検索の完了を待つ必要はありません。一気に押してしまいましょう。すると、同じようにWebブラウザーが開くと思います。


このランチャーの欠点は、PCのスペック等によってはもっさりとした動きになることです。案外[Windows + R]を起点した方がスマートだったりするのです。頭文字だけ打って、カーソルキー[↑↓]で履歴を探索することもできます。スピード感は、こちらの方が上です。お好みでどうぞ。うまく使い分けてください。




以上、いかがでしたか?スマホタブレットが流行ろうと、OSがタッチに特化しようと、物理的なキーボードを使用した、この圧倒的な効率は真似できません。是非身に付けておきましょう。


まだまだご紹介したいショートカットキーはございます。[Ctrl + Shift + N]で新規フォルダ作成、[F2]でファイル名の変更、[Shift + スペース]で全角入力中も半角スペース、[Esc]の便利さ、[Ctrl + Tab]でタブの切り替え、[Ctrl + T]で新しいタブ、[Ctrl + W]でタブを閉じる等、知っておけば一気に業務効率の上がるショートカットキーは無数に存在し、嗚呼、あなたに全て教えて差し上げたい!


しかし、とりあえずは先ほど紹介したものだけで、かなりの効果があると思います。慣れてきたら、次のショートカットキーを覚えていきましょう。

ではでは、快適なPCライフを!