ソフトウェアの世界でキャリアを築く2
前回に続いて、読書感想文です。
ソフトウェアの世界でキャリアを築く1 - 涼の成長記録
1つのエントリに多く書くと、こんなにも素晴らしい内容の1つ1つのインパクトが、少し薄れてしまうので、細かく分けて書こうと思っています。ということで、今日は第1章です。
第1章 Making it Big
まずは、こんな言葉から始まります。いきなりワクワクさせられますね。
ソフトウェア業界、それはプロフェッショナルキャリアを築く最高の場だ。プロとしての仕事で報酬が得られる上、自らの手で世界をも変えられる楽しさがある。大きな夢をもって楽しく働ける業界は、他にはそうない。
私も本当にそう思っています。偶然とはいえ、ソフトウェア業界に入ることができたのは、私の人生の1,2を争う幸運でした。まあ、私の人生は基本的に、ラッキーばかりで構成されているわけですが。
本書には、以下のことを、この業界の面白いところであると書かれています。
仕事を楽しめば楽しむほど、それに応じて成功のキャリアの階段を上ることができる。
なるほど、とすれば私の成功は間違いなしですね。周りを見渡してみても、私以上のエンジニアは溢れているとはいえ、私以上にソフトウェアエンジニアリングを楽しんでいるエンジニアは、1人もいないので。
ソフトウェア業界の大物達が、インタビューでそういった回答をしている例がたくさん挙げられているのですが、私が個人的に一番好きだったのは、MicrosoftのテクニカルフェローMark Russinovichのコメントです。
本当に素晴らしいことですね。私のキャリア人生は趣味と思える楽しいことばかりなのですから。コンピュータは私にとってはいつでも趣味なのです。職場に行って趣味にふけって、さらに給料までもらえるなんて、最高という以外に表現のしようがありません。
確かに、趣味にふけっているだけで給料をもらっている、といった感覚はあります。大変ありがたいことですね。
そういえば、先日の記事でも紹介したばかりでしたが。
幸せに生きる - 涼の成長記録
つまり、ソフトウェアの世界でキャリアを築くためには、ソフトウェアエンジニアリングを、楽しめる人間であることが第一歩なのですね。そうであれば、私は第一歩は踏み出せているようです。
それでは、今日はここまで。
ではでは。