涼の成長記録

自らの人生に主導権を持つべく、独立を目指して2014年3月31日を持ってITエンジニアを退職。そんな23歳♂の成長記録。

優れたエンジニアを目指すにあたって熟読した本

今日、本棚を新調しました。私が本を読み始めたのは、2年ほど前からだったと思います。それまでは、毎日を流されるままに生きる糞みたいな生活を送っていました。本を読むことを覚えたおかげで、自発的に行動するようになり、より高品質な設計やプログラミングやテストができるようになり、自分の人生を良い方向を持っていく術を知ることができました。読書を覚えたのは1つの人生の転機だったかもしれません。


それはそうと、以下のブログ記事を読みました。
プログラミングの基礎ひと通り勉強したくて読んだ本まとめ - ぴよぴよ.py


私も、ソフトウェア開発の基礎を学ぶために熟読した本は何だったか思い返してみることにしました。基本的に私は本をどっさりと買って、さらっと読んでいくタイプなのですが、特にビビッときた本だけは、しっかりと熟読します。つまり、それらの本は人生のバイブルのようなものなのです。今日紹介する本は、自分の技術を格段に向上させ、今もなお私に影響を与え続ける素晴らしい本たちです。


CODE COMPLETE

CODE COMPLETE 第2版 上

CODE COMPLETE 第2版 下


プログラミングに関する書籍について話す時、この本を語らずにはいられません。分厚い上に上下巻に分かれており、それぞれ6000円超えというインパクトを誇るCODE COMPLETEですが、駆け出しのプログラマーであれば、読んでおいて間違いなく損は無い1冊、いや、2冊です。プログラミング言語を問わず、ソフトウェアコンストラクションに関する普遍的なベストプラクティスを一気に習得することができます。


この本を推奨する1番の理由は、入門書籍等には載っていない現場目線からの情報が具体的に書かれていることです。上記の通り高価な本ですが、これらの現場経験を積むまでの時間を考えれば、13000円なんて安く感じられるほどです。パーフェクトなコーディングに一歩でも近付きたい貴方には、必読の書となっております。



ソフトウェアの世界でキャリアを築く

ソフトウェアの世界でキャリアを築く Making it Big in Software


何度か本ブログでも紹介させて頂いた1冊です。
ソフトウェアの世界でキャリアを築く1 - 涼の成長記録
ソフトウェアの世界でキャリアを築く2 - 涼の成長記録
ソフトウェアの世界でキャリアを築く3 - 涼の成長記録
ソフトウェアの世界でキャリアを築く4 - 涼の成長記録
ソフトウェアの世界でキャリアを築く5 - 涼の成長記録


ソフトウェア技術者としてキャリアを積んで成功するためのマインドについて書かれた本です。かの有名な情熱プログラマーと似たような1冊です。この目覚ましい成長を続けるソフトウェア業界で、いかにしてキャリアを積み上げるのか、成功を手に入れるのかが書かれています。いわゆるキャリア構築マニュアルです。また、ソフトウェア業界で成功を収めた18人もの方々のインタビューも必見です。


ソフトウェアエンジニアとして働いているのはいいんだけど、これからの人生どのように生きていこう。。そう考えている貴方にはピッタリの1冊です。キャリアを積み上げる上で、何かの壁にぶちあたった時、どのような道を選べば良いのか分からなくなった時、本書に触れてみることによって、ヒントが得られるかもしれません。



7つの習慣


ソフトウェアエンジニアリングと関係ねーじゃん!という声が聞こえてきますが、いいえ、関係あるのです。このブログで本書を紹介するのは、もう10度目ぐらいになるかもしれませんが、それだけオススメの1冊なのです。何故、ソフトウェアエンジニアリングの分野で本書が役に立つかというと、良い思想は日々の仕事効率や仕事の選び方、時間の使い方、将来に向けた活動方法等が大きく変わってくるためです。


ソフトウェアエンジニアとして成功を収めるためには、多くの時間を効率良くソフトウェアエンジニアリングに使う必要があります。そんなことは当たり前です。しかし、この当たり前を実践するためのベストプラクティスが、本書で紹介されている習慣を実践することだと思うのです。実際に私が本書を読んでから、ソフトウェアエンジニアとしての仕事にどのような影響を受けたのか、いくつか例を挙げてみます。

  • 受け身で仕事をするのではなく、主体的に仕事ができるようになった
  • 自分がすべき仕事を選択できるようになった
  • 自分の理想とする人生がハッキリして、日々の選択が理想の人生に向かうようになった

ちなみに身に付けた習慣は以下の通りです。

Ⅰ.私的成功
■第一の習慣:主体性を発揮する
■第二の習慣:目的を持って始める
■第三の習慣:重要事項を優先する


Ⅱ.公的成功
■第四の習慣:Win-Winを考える
■第五の習慣:理解してから理解される
■第六の習慣:相乗効果を発揮する


Ⅲ.再新再生
■第七の習慣:刃を砥ぐ


ソフトウェアエンジニアとしてスキルアップするためには、自分の理想に対して1番効果的なアクションをおこす必要があります。そのためには、優れた思想を持ってソフトウェアエンジニアリングに取り組む必要があるわけです。自分の人生を、他の誰でもない自分で支配するために、私が自信を持ってオススメする1冊です。



さて、そんな感じで私の人生のバイブルともいえる本たちを紹介してみました。興味のある方は、是非手に取ってみてくださいね。
ではでは。